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税務調査をバーチャルオフィスで受けることはできるのか?

税務調査をバーチャルオフィスで受けることはできるのか?

バーチャルオフィスは、実際に自分のワーキングスペースやデスクなどはありませんが、オフィス機能を提供してくれるサービスです。
起業家の方にとって、オフィスがない場合にはどのように税務調査を受けるのか気になるところでしょう。
今回は、バーチャルオフィスの簡単なご紹介と、税務調査を受けられるといった内容をご紹介します。

■税務調査とは?

起業すると確定申告を行う必要があります。その申告が正しいのかどうかを税務署が調査にくることです。
目的は「指導」することなので、内容が間違っていたら正しい計算方法などについて指導されます。
テレビで見るような、ガサ入れのようなこともある訳でもなく、不正を暴こうとするものでもありません。
ただ税金について、正しい計算を用いているかどうかの確認だと思ってください。
一般的には以下のような会社に税務調査が実施されると言われています。

・赤字経営から急に黒字経営に転換した会社

・3期分の申告書を比較した際、数値に異常がみられる会社

・現金を基本とした商売をしており、赤字が続いている会社

実際に常駐していないバーチャルオフィスに税務調査が入ったら、受けることができるのでしょうか。次項で紹介します。

■税務調査をバーチャルオフィスで受けることはできる?

税務調査をバーチャルオフィスで受けることはできる?

結論から言えば、バーチャルオフィスでも税務調査を受けることができます。
ただ、事前に準備が必要になるので注意しましょう。
手順としては以下の通りになります。

① 事務所登録をしているか確認

ご自身の会社が法人登録されている場合には、本社所在地を登録している必要があります。
ただ個人事業主の場合には、事務所登録を行う必要はありません。
自分を書くだけで構いませんので、バーチャルオフィスであることを申告する必要もないのです。

② 「税務調査対応可」のバーチャルオフィスか

利用されているバーチャルオフィスによって、税務調査が対応可能かどうかが異なります。
場合によっては、対応できないケースもありますので、事前に確認しておく必要があります。

③ 税務調査の日程に合わせる

税務調査の事前通知を受け取ったら、税務調査の実施日とバーチャルオフィスもしくはレンタルオフィスの会議室の利用日を調整しましょう。
基本的には10日~20日前に通知されます。

④ 必要な経理書類などを揃える

前述した通り、税務調査は税金に関する計算が正しいかどうかを判断されるものです。

そのため、納税に関するものから会社の業績が分かるものまで経理書類などの必要なものを揃えておく必要があります。
調査日に全部持ち運ぶことが難しい場合などは、事前にバーチャルオフィスに連絡して郵送しておくというのも良いでしょう。
都合が悪い場合には、税務調査の日程を調整することもできます。

税務調査にも利用できるバーチャルオフィス。活用の仕方によっては、起業家のための大きなサポートとなることでしょう。
より快適に事業を起こしたいとお考えの方は、バーチャルオフィスを利用してみてはいかがでしょうか。

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